小型カメラ用語集

フレームレートとは？

フレームレートはfps(Frames Per Second)と呼ばれ、1秒間に何フレーム(何コマ)処理できるのかの単位です。
例えば、30fpsの場合は1秒間に30コマの静止画で構成されています。
要は、1秒間のコマ数が多ければ多いほど滑らかに撮影できるわけです。
ほとんどの小型カメラの場合は30fpsを採用していますので違和感のない動画が再生できますが、最近では60fpsのカメラも出回ってきておりこのカメラで撮影するとさらにスムーズな動画が撮影できるようになります。

赤外線カメラとは？

光のない暗闇でも撮影できるのが赤外線カメラで、モノクロ(白黒)の画像となります。
不可視タイプと可視タイプの赤外線の2種類があり、不可視タイプでは人の目に見えない赤外線なので被写体にあてても気づかれないという特長があります。
可視タイプの場合は赤く光りますが、不可視タイプに比べてより鮮明に撮影することができます。

暗視カメラとは？

暗視カメラは、薄暗い場所(電燈したの明るさ程度)でもカラーで綺麗に撮影するために暗視補正レンズや暗視補正回路を搭載し少ない光源部分から全体を明るく露出補正する機能を搭載しています。
この機能が付いていれば、ちょっとした明るさがあれば昼間のように綺麗に撮影をすることができます。

動体検知機能とは？

モーションサーチやモーションセンサーとも呼ばれ、被写体が動いたときに動きを検知し撮影を開始する機能です。
被写体の動きが止まれば、撮影も自動でストップしますのでピンポイントでの撮影に適しています。
自宅の防犯等によく設置してあるモーションライトと同じ機能で人が動いたときにパッと明るく光り、人がいなくなると自動で消灯するものと同じ機能です。
自動車のいたずら犯人を特定するときや、ロッカーや更衣室での盗難に威力を発揮します。

音感検知機能とは？

音に反応して撮影を開始する機能です。
部屋に仕掛けておけば、ペットが泣いたときの動画撮影や侵入者の映像をくっきり撮ることができます。
また、自動車ならば盗難の決定的映像を撮影することができます。

ワイヤレスカメラとは？

カメラを設置しておき、離れた場所から撮影をコントロールできます。
撮影した画像は離れた場所のメモリーに記録されますから本人がカメラを持っていなくてもリアルタイムに撮影画像や動画を収集できます。
庭に複数台のカメラを設置し部屋から監視したり、店での万引き犯の特定などに効果を発揮します。

ハイビジョンとフルハイビジョンの違いとは？

地上デジタル放送に移行してからハイビジョンという言葉を耳にするようになりました。
ハイビジョンとはいったいどういった意味なのでしょうか？
俗にハイビジョン画質と呼ばれ、画素数が1366×768あるいは1280×720のものがハイビジョン(HD)と呼ばれています。
さらに、高解像度のものはフルハイビジョンと呼ばれ、1920×1080の画素数を再現できるものになります。
電気店などでハイビジョンとフルハイビジョンのテレビを見比べればわかると思いますが、圧倒的にフルハイビジョンのテレビの方が綺麗に映ります。
従って、できるだけきれいに撮りたいという目的ならばフルハイビジョン動画撮影できる機種が良いことになります。